県連情報

立憲民主党福井県連合 設立に至る主な経過

 2017年9月28日公示10月10日衆院解散総選挙を前に、民進党は希望の党への合流を決めた。民進党の前原誠司代表は、民進党の理念・政策を新しい器の中で実現していくとして、希望の党との合流について国会議員総会で了解をとった。しかし、合流後の希望の党は集団自衛権、安全保障法制の容認や憲法論議、在日外国人の「地方参政権」を認めないなどで「踏み絵」を迫り、小池代表、細野氏らは、「排除」の論理を展開し強引な候補者選別の対応を行った。

 これらの経緯に、枝野幸男氏は憲法9条に自衛隊を明記する改憲案は「安保法の違憲部分の追認になる」、消費税10%の増税は「現下の経済情勢では国民の理解を得られない」と反対、また、「一日も早く原発ゼロを実現していく」として、安倍政権の暴走に歯止めをかけることを表明して、立憲民主党の設立を決意し、選挙戦を戦った。選挙結果は、55議席で野党第1党となった。

 福井県では、希望の党からの出馬表明をしていた野田富久氏を本部は公認せず、かって民主党から維新の党に移籍したS氏を希望の党公認とした。しかし、S氏は選挙区でも比例でも当選には及ばなかった。一方、県内の立憲民主党は、独自候補が存在しないにもかかわらず、比例代表得票数で、1区31,066票、2区23,387票、合計54,453票と大量の得票を得た。これは、県内でも有権者の期待がいかに大きいかということを表していた。

 その後、県内における選挙の総括と、政治課題などを考察する中で、立憲民主党を立ち上げるべきとの激励の声が多くの県民から寄せられ、野田富久県議、三田村輝士越前市議、元連合福井会長の花澤和實氏ら10名の関係者が2018年春から福井県での立憲民主党設立準備会を設け、共同代表に野田、三田村、花澤の三氏を選出した。

 具体的な活動として、6月17日、福井県連合設立へ向けた「キックオフ集会(参加者150名)」を立憲民主党の福山哲郎幹事長、山本和嘉子衆院議員の来県を受けて県国際交流会館で開催し、改めて福井県連合設立の意思を再確認した。
 7月1日告示8日投票の越前市議会議員選では、県連設立共同代表の一人である三田村輝士氏が県内初の党公認候補として立候補し、福山幹事長の越前市内での街頭演説、山本和嘉子衆院議員の個人演説会での支援も受け、トップ当選を果たした。
 そして、8月24日、立憲民主党代表の枝野幸男氏を迎えて、福井駅前ハピテラス広場での街頭演説会(350人参加)を開催し、引き続いてハピリン会議室で約200名が参加しての記念すべき設立大会が開催された。立憲民主党の地方組織としては全国で25番目の設立となった。